Diary


02年04月18日 MASTER T

 人間は目の前に大きな問題があると、小さな問題に目を向けて逃避する。

 俺は「就活」という壁の目の前に、「ゼミ」「研究」「月例報告会」という問題を積み上げて、

 視界をふさいで「就活」という壁が見えないようにしている。

 そして背後には「大学院」という非常口が口をあけて待っている。

 「就職」と「進学」しか道がないわけじゃないが、俺にはそれ以外の道を選ぶことは出来ないだろう。

 

 

 

 午前中、何事もなく平凡に時間は過ぎていった。

 紅茶を飲んだりポテチを食べたり優雅に攪拌子を見守る。

 

 …テニス休憩… σヽ(`Д´)ノ   ヽ(゚□゚;)ρ

 

 そして午後…

 

 先生「ねぇねぇねぇ!」

 俺「なんすか?」

 

 今日も仲良し「機能性有機材料研究室」…

 

 先生「あのね、5454取ったんだんだけど、キリ番じゃない?

 俺「(5432と5555って書いてあるじゃないですか…) ダメです。

 先生「ゴシゴシってさ…(懇願)」

 俺「(そ、そんなに目を輝かせないでくださいぃぃ…) まぁ… いいですよ。

   で、何さんにします?

 先生「えっ!?」

 俺「○さん(本名)とか?」

 やーさん「ふははは…」

 先生「い、いや、やっぱりよく考えたら恥ずかしくなってきた。」

 俺「師匠で行きますか?」

 先生「…………僕にはドイツ語の愛称があるんだよ。」

 やーさん「どんなのですか?」

 先生「カール。」

 

 (゚□゚;)ノノ

 

 

 さて… 5432のキリ番報告は残念だけどなかった。

 5454の先生は結局恥ずかしいからやめておく、との事。

 次は5555か…

 

 先生「君達もね、早く「就職」か「進学」か決めなさいよ。」

 俺「3人とも院生になったらウケるよねぇ〜」

 先生「君らの成績ってどうなんだろうね?」

 俺「やーさんが××位だから… Tがやーさんよりちょっと上で、俺が一番下で90番くらいじゃないですか?」

 先生「それで、学年は何人いるの?」

 俺「140人くらいじゃないですかねぇ? 留年とか退学を加味すると…」

 先生「そうか、やーさんはギリギリか… よし、君らの成績を調べてみよう。」

 俺「えっ… (まぁ… 3年の成績メッタメタだからな、無駄だよ…)」

 

 ウチの大学では、成績の順位が半分以上であれば「推薦」で進学できる。

 やーさんはそのボーダーあたりに位置する頑張り屋さんだ。

 

 

 …しばらくお待ちくださいヽ(´ー`)…

 

 

 先生「さてさて… 来たよ… プッ… これ見ると君らがいかに仲良しわかるよ。

  では、発表します。

 

俺のみ公表…

 A(3点) B(2点) C(1点) 方式  163人中70位

 A(5) B(3) C(1) 方式  163人中67位

 A占有率  163人中49位

 必修科目のみでの評価  163人中19位

 修得単位数  115単位(卒業単位124)

 

 3年後期で7単位しか取ってないのにほとんど抜かれてねぇ…(T□T)

 

 先生「きみらさぁ、ドングリの背比べだよね。

    全員推薦で院に行けるよ。

 3人「(T□T)」

 

 誉めてるやらケナしてるやら…

 

 

 MASTER−Tは、「修める」「支配者」「修士」の崇という意味ではない。

 本当の意味はヒミツ…

 そのMASTER−Tが、「修士タカシ」になるのも一興…

 しかし、大学院に行くのは俺にとって逃避でしかないような気が…

 それとも本当に大学院に行ってみたいのか…

 そこら辺はよくわからない。

 いずれにしろ今は就活をしなければ…

 

 現在エントリーしている企業… わずか2社

 先生、俺のことあんまりイジめると、「例のネタ」出しますよ。

 


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